プラスチック自動車部品開発
3D CADと解析技術を駆使
自動車部品から家電製品まで、あらゆる分野で求められるプラスチック製品(樹脂部品)。当社では、成形性や強度、組み付け作業性を考慮した高品質なプラスチック製品設計を提供しています。 複雑な形状や厳しい環境下で使用される部品においても、3D CADによる詳細設計と構造解析を組み合わせ、お客様のニーズを具現化します。
設計事例:エンジンワイヤリングハーネス用プロテクタ
当社の設計技術の一例として、自動車の「エンジンワイヤリングハーネス用プロテクタ」をご紹介します。
1. 製品の役割と環境(課題)
エンジンワイヤリングハーネスは、自動車のエンジン全体に電気信号と電力を伝える「中枢神経」のような重要な役割を担っています 。 エンジンルーム内は、高温、雨水、埃にさらされる過酷な環境であり、さらにエンジン、ラジエター、バッテリーなどの部品が密集しています 。ハーネスを保護する「プロテクタ」には、これらの脅威を防ぎつつ、障害物を回避する複雑な形状が求められます 。
2. 設計のポイント(ソリューション)
このような難易度の高いプラスチック製品において、当社は以下のような緻密な要件定義と設計を行っています。
- 複雑な経路とクリアランスの確保
配線を通す経路や形状を確認し、密集する隣接部品との適切な隙間(スキマ)を確保するレイアウトを行います 。 - 成形性と強度の両立
金型での成形を前提とし、型抜きが可能な形状(抜き勾配など)で設計します 。また、1.5~2mm程度の薄肉形状でも十分な強度を持たせるため、適切なリブ配置を検討します 。 - 作業性と保護性能
プロテクタを固定する穴位置や、蓋の爪の位置を作業性を考慮して決定します 。同時に、内部の配線を傷つけないよう角形状にも配慮します 。
当社では、このような詳細な設計要件に基づき、部品図の作成まで一貫して対応可能です 。
当社の強み
プラスチック製品設計において、当社は以下の強みを発揮します。
- 3D CADによる設計・構造解析
3D CADを活用し、設計段階で構造解析を実施可能です 。複雑な形状でも強度や成形性をデジタル上で検証できるため、手戻りのない高品質な設計を提供します。 - 短納期対応
お客様の開発スケジュールに合わせ、短納期での設計対応が可能です 。
