愛知県 設備設計・製作メーカー 様(従業員数:約50名) / 3D設計導入・移行支援プロジェクト
長年、熟練のベテラン社員が支えてきた設計現場。しかし、彼らの退職と共に「過去の2D図面が読み解けない」「図面にない現場ノウハウが失われる」という危機に直面する企業は少なくありません。 2D設計100%だった現場に、ゼロから3D設計を導入し、過去資産のデジタル化と若手への技術継承を同時に実現。 単なるオペレーション代行を超え、設計業務そのものを支援する豊橋設計の「3D設計支援」事例をご紹介します。
Q1. 3D設計の導入以前、どのような課題を抱えていましたか?
A. ベテランの退職により、複雑な2D図面が「ブラックボックス化」する危機でした。
当社は創業以来、すべての設計を2次元(2D)で行ってきました。しかし、長年設計を牽引してきたベテラン社員たちが退職し、現場には若い設計者だけが残される状況になりました。 そこで発生したのが、「過去図面の解読」という壁です。当社の設備は大規模かつ複雑で、2D図面だけでは構造を立体的に把握するのが極めて困難です。さらに、昔の図面には「現場で修正した内容」が反映されていないことも多く、図面通りに作っても組み付かないという隠れたリスクもありました。 このままでは過去の資産を活用できず、不具合も多発してしまう。早急に3D化へ舵を切る必要がありましたが、社内には3Dのノウハウが一切なく、何から始めればいいか途方に暮れていました。
Q2. 豊橋設計に支援を依頼した決め手は何だったのでしょうか?
A. 3Dツールの導入準備から実務支援まで、「設計室の立ち上げ」を丸ごと任せられたからです。
単に「図面を3Dにする」だけでなく、ソフトの選定から環境構築、使い方の指導まで、3D設計の土台作りから支援してもらえる点が最大の魅力でした。 私たちは2Dのことしか知らず、3D設計の作法は全くの素人です。豊橋設計さんは、そんな私たちのレベルに合わせて、導入計画から丁寧にリードしてくれました。 「データを作って終わり」の外注ではなく、当社の若手設計者が自走できるようになるための「教育・伴走パートナー」として関わってくれる姿勢に、大きな信頼を感じました。
Q3. 実際の支援内容と、3D化の品質についてはいかがでしたか?
A. 「図面と現物の不整合」まで修正された、完全な3Dデータが驚くべき速さで納品されました。
最も驚いたのは、その品質とスピードです。豊橋設計さんにお願いしたのは、過去の膨大な2D図面の3D化ですが、彼らはただ図面を写す(トレースする)だけの作業はしませんでした。 図面には描かれていない「現場での修正箇所」や「本来あるべき設計意図」を読み取り、不具合が起きない状態に補正して3Dモデル化してくれたのです。干渉チェックも完璧に行われており、納品されたデータは「そのまま使える」品質でした。 しかも、想定していたスケジュールの前倒しで完了するスピード感。設計のプロだからこそできる、「判断を伴うモデリング」の凄さを実感しました。
Q4. 導入後の成果や、現場の変化について教えてください。
A. 若手が直感的に理解できる環境が整い、不具合も撲滅。設計検討のスピードが段違いです。
3D化されたことで、若手社員でも複雑な設備構造を直感的に理解できるようになり、社内の情報共有や検討会が非常にスムーズになりました。 「実物がどうなるか」が画面上でリアルに確認できるため、製作段階での手戻りや不具合も撲滅できています。 また、豊橋設計さんの支援は「指示通りに作る」だけではありません。「ここはこう設計した方がいい」という、設計者に近い視点でのプラスアルファの提案(オペレーション支援)があるため、実質的に設計部員が増えたような安心感があります。 おかげで若手も自信を持って業務に取り組めるようになり、組織として新しいステージに進むことができました。