三重県 生産設備設計・製作メーカー 様(従業員数:約200名) / 3D CAD導入・設計自動化支援
長年2D設計を貫いてきた企業がいざ3D化に踏み切る際、最大の障壁となるのは「ソフトの操作」ではなく「実務での活かし方」です。 今回ご紹介するお客様は、100% 2D設計からの脱却を目指し、豊橋設計に支援を依頼。 当初の目的は「過去図面の3D化」と「操作教育」でしたが、プロジェクトはそれだけに留まりませんでした。 現場目線の教育、独自の動画マニュアル、そして豊橋設計側からの提案による「一部設備の完全自動化」。 当初の目標を大きく上回る成果を出し、2年目の契約更新に至ったパートナーシップの全貌に迫ります。
Q1. 3D導入にあたり、どのような支援を求められたのでしょうか?
A. ツール選定から現場教育まで、「使える3D環境」の構築をゼロからお願いしました。
当社はこれまで100% 2D設計を行っており、3D CADに関しては全くの未経験でした。そのため、どのソフトが当社の製品に合っているのか、コストやライセンス数はどうすべきかといった導入計画の段階から豊橋設計さんに相談に乗っていただきました。
特に助かったのは「現場目線での教育」です。メーカーの講習会では機能の説明はしてくれますが、「うちの設備を設計するときにどう描けば早いか」までは教えてくれません。 豊橋設計さんは現役の設計会社なので、「設計者はこう考えるから、この機能を使った方がいい」といった、明日から現場で使える実践的なレクチャーをしてくれました。おかげで、スムーズに立ち上げることができました。
Q2. 支援を受ける中で、印象に残っているエピソードはありますか?
A. 「契約外なのでできません」と言わず、動画作成など柔軟に対応してくれたことです。
プロジェクトの核は、過去の膨大な2D図面を人海戦術で3Dデータ(部品図からアセンブリまで)に変換することでした。しかし、彼らの仕事は単なるデータ作成に留まりませんでした。
例えば、社内展開用に「当社独自の操作マニュアル動画」を作って提供してくれたり、3Dの運用ルールについて相談に乗ってくれたり。 普通の外注先なら「それは契約に含まれていません」と断るようなことでも、豊橋設計さんは決して「できません」と言わず、私たちの困りごとに寄り添ってプラスアルファの動きをしてくれる。 「図面を作る業者」ではなく、「設計室の一員」として動いてくれている実感が強くありました。
Q3. 「プラスアルファの提案」として、自動化も実現されたと伺いました。
A. 「ここは自動化できますよ」という提案により、設計工数が6〜7割も削減されました。
これは私たちも想定していなかった嬉しい誤算です。過去図面の3D化を進める中で、豊橋設計さんから「このラインナップの設備なら、仕様を決めるだけで自動的に3Dモデルができるのでは?」と提案をいただいたのです。
実際に、仕様数値を入力するだけでアセンブリから部品図まで一気通貫で生成されるシステムを構築していただきました。 当初、3D化による工数削減目標は50%でしたが、この自動化を取り入れた設備に関しては、従来比で6〜7割もの工数削減が実現できています。 言われたことだけやるのではなく、プロの視点で「もっと効率化できるポイント」を見つけ出し、形にしてくれる提案力には驚かされました。
若手設計者には正直、理解が難しかったです。
Q4. 導入から1年が経過しましたが、現在の状況を教えてください。
A. 期待以上の成果により、契約を更新。2年目もさらなる効率化を目指しています。
1年間の支援を通じて、単なる3D化以上の成果―つまり「自動化」という武器まで手に入れることができました。 この成果を評価し、当初1年の予定だった契約を更新し、現在2年目のお付き合いをさせていただいています。
豊橋設計さんと組むと、必ず「期待値+α」の答えが返ってくる。もっともっと効率化したいという私たちの欲張りな要望にも、彼らなら応えてくれると信じています。